美容が好きで熱く語っていると、よくコメントされるのが
「でも自分に何が合うのか、効いてるのかよくわからないんだよね〜」
です。
これは、すっごいわかる。わかる!
20代後半も半ばまで、とりあえず評判の良いデパコスを買っていたのでよーくわかります。何がどう良いのかは、もちろん何もわかっていなかったです。その割にはお金だけは土石流のように流した。。。
私の場合、「合う・合わない」に気がついたのは東京に引っ越した時です。空気や水がガラッと変わり、引っ越しストレス、新しい仕事ストレス、東京の湿気&酷暑などで一瞬で敏感肌になりました。それまでは数年ロンドン(日本の最北、樺太半島と緯度が同じ)だったので、環境変化が激しかったのだと思います。肌の表面がパリパリになって皮膚がポロポロ落ちてきて、これまで使っていたスキンケアは痛くて全部使えなくなりました。
皮膚科に行き、敏感肌用を調べて恐る恐る試して「これはピリピリしなかった!」や、「これはなんか赤くなる・・・?」など積み重ねた結果、気づいたら「これは合うだろうな」「これはやめたほうが良さそう」「これは効くな」がわかってきた感じです。
ちなみに使えたスキンケアは当時有名になり始めていたエトボスで、エトボス試供品デビューをきっかけに石けんで落ちるメイクにしたら、数ヶ月後には肌荒れは治りました。
スキンケアやメイクに、テーマができると効果を認識しやすいと思います。
私の場合だと「敏感肌でもOKな優しいもの」が基準で、それに合わせて「これは強すぎる・これはちょうど良い」など判断していました。
私の場合のようなわかりやすい変化が自分側になくても、「なりたい」をテーマにすることが可能だと思います。「シミを消す」「オイリー肌の改善(皮脂の過剰分泌を抑える)」「毛穴を目立ちにくく」「顔側面の赤みを消す」など。もちろん「現状維持」がテーマでも。じゃあそのために何がいるか?考えれば、と。
テーマは100人いたら100通りだろうな〜と思います。
「もの選びにテーマをつける」と同時に、自分に合う・合わないのヒント作りにこれは大事だなと感じるのが「記録をつけること」です。
ちょっと引くかも知れませんが、私は毎日の就寝・起床・睡眠時間、生理周期などのバイオリズムを記録しています。こんな感じ。ここ最近は土日も23時就寝→7時起床の、8時間睡眠ですね。(体重はシャイなので隠してます)今日(11/22)は生理5日目です。
記録の最初のきっかけはダイエットで、隠していますがこの上に食事項目と運動項目があります。
始めてすぐ「これはいいぞ」と気づきました。私は去年うつになって抗うつ剤を飲み始めたのですが、薬に最初苦手意識があったのと、効き目が顕著だったので少し怖くなったのもあり、体調の変化を記録しておきたいと感じたからです。
特記事項には「焼肉」「旅行」など書いています。あと「腹痛」「頭痛」なども。体調の記録があると、何をすると自分は体調が変わるのか、自分の1ヶ月の生理周期のパターン(体質)がなんとなくわかってきます。「腹痛だったけど前日何したっけ?前の月もこういうことあったっけ?」などがすぐに遡れるので便利です。
やり方は、私はエクセルが好きなのでエクセルで管理していますが、手書きのノートでもスマホのノート機能でも、続けられて見返しやすければなんでもいいと思います。
話がちょっと逸れてしまいますが、記録つけはあらゆる分野で「自分の現状」を把握するのに効果があると感じます。
美容雑誌VOCEの今月の付録に、美容家の石井美保さん(40才を超えて驚異の美肌を保つ方)が監修した「スキンケアの記録ノート」が付いていて即座に買いました。
自分の肌という、おそらく最も見慣れている故に変化がわからなくなる存在の、日々の細かい変化を俯瞰して把握できるノートです。
そう、自分の肌やら体調やらは、たぶん距離が近すぎて変化に気づかない相手なんだと思います。
だからこそ、客観的に見れる材料として、記録が役に立つんだろうな〜と感じます。
あと、スキンケア系の小わざですが、スキンケア用品ボトルに使い始めた日を油性マジックで書いています。スキンケア効果わからん問題の「いつから使ってるか忘れたのでこれを使ってからの変化わからん」が減りました。あと一本でどれくらい保つかわかるので、コスパの計算にも役立ちます。同じことをサプリのボトルにもやっています。
健康と美は直結しているので、記録を付けてみるとヒントになるんじゃないかな・・・と体験したので、もしスキンケア合ってるかわからん問題に直面してる方がいたら、ぜひ。
そんな感じです。
読んでくださってありがとうございました〜!