数年ぶり?の「知らない街を自由に歩き回る一人旅」があまりに良かったもんで記録を残します。
今回の宿は七条に見つけた、ご家族でやってらっしゃるこちらにしました。出張明けで一人だったから人との交流欲しくなるだろうなと・・・七条は初めてのエリアでしたが、四条の栄えたエリアから電車で2駅で非常にアクセス良しでした。地図のイメージ的には、京都駅から分度器で20度くらい右上って感じです。分度器なつかしいな。
夜は「京都 飲む 一人」で検索して見つけた老舗で有名というたつみへ河原町へ向かいました。金曜夜の京都の街は当たり前ですが道ゆく老若男女みんな関西弁で、自分が異郷へ来てる感が高まります。関西弁聞くだけで嬉しい。
たつみは大通りから少し入ったところにありました。少し並んでから立ち飲み席へ案内されました。中は期待以上にThe 昔ながらの居酒屋!の大好きな雰囲気でした。一人で来てる人も多かったのと、女性同士で立ち飲みされてる人達もいて、単身の自分も落ち着いて飲めました。
メニューに所々知らない名前があり、それもまた異郷感。
きずしってなんだろう。次に行ったら「なっとうスペシャル」は開拓したい。
ちなみに紫ずきんは枝豆らしいです。そんな知らなかった日本語も楽しみながら食べて飲んで、お会計(2千円でした!)して街へ出てもまだ20時半。
洋服屋さんも開いていたのでほろ酔いで目に入った下着屋(Intimissimi)さんへ。こちらほろ酔いなのと、金曜夜で他のお客さんもいなく店員さんと沢山お話ししながら試着しまくり、自分じゃ手を出さないデザインも試着してはほめてもらい、楽しい時間でした。胸が丸く綺麗に見える&アンダーが楽なブラとショーツ1セット購入して、21時過ぎに撤収(一人で外では深酒しない派です。)して23時くらいには寝たかな?
土曜の朝は、七条の喫茶喜心へ朝食に。ここはたまたまTwitterでフォローしてる人から知り、予約して行ってみました。朝のひんやりした空気の中、宿から10分ほど歩いて着きました。できたばかりでオシャレでとてもきれい。インテリアも落ち着く雰囲気でした。朝7:30からやっているそうです。
こういう植物うちに置きたい。
インテリアがおしゃれ〜
ここのスペシャリテの特製オムレツ、ボリュームたっぷり。食べかけですが、この左下のパンがものすごくおいしかったです。あと見にくいけど左上のカボチャのスープも。
朝食の後は、腹ごなしに清水寺まで歩きました。9時半位に到着。見晴らしがとても良いです。(この時点で7千歩位歩いていた気がする。)
おみくじ好きです。2月に来た前回は凶だったので、吉で嬉しい。旅行最吉(真ん中左)やったね〜
帰り際に見かけたお茶屋さん。こういうところでの休憩も雰囲気良さそう
紅葉はまだでしたが、朝の景色はそれだけでとってもきれいでした
清水寺から降って、二年坂にあるお香のお店も寄りました。前に来た時に気に入った種類を購入。
ウェブショップ芳輪 元禄 スティック 20本: くつろぎの香り【公式】お香の専門店 松栄堂ウェブショップ
坂を降りてから通った道。道の絵ってすごく好きです。こんな角から昔はお侍さんなどが現れたりしてたんだろうか。
清水寺を降りて、八坂神社へ。姉に「子供ができたお礼しといて」と言われていたので代わりのお礼参り。
ちょっと疲れたな〜だったので休んでぼーっとしてここでもおみくじを引いたら「好き嫌いはっきりせい」と書いてありました。自分は確かに良い顔しちゃってるな〜と思ったのでした。
次は有名な安井金毘羅へ。
恋愛関係で切りたい縁は特にないので、今&今後、仕事関係や人生全般で変な人トラブルに巻き込まれませんようにと願ってきました。ちなみにここのおみくじは大吉だったので嬉しい(おみくじやりすぎ人間)
その後は友達に聞いたおかるでカレーうどんお昼。チーズきつね。揚げが甘くておいしかった〜
カレーうどんの後は会社の人にオススメされた鈴虫寺へ行きました。お坊さんのお話を聞いて願い事コースです。お坊さんの話は難しい感じなのかな〜と想像していたら、実際はとても軽快で面白かったです。また行きたい位。(しかし自分の願い事は何したかもう忘れた)
お庭が綺麗だった。
渡月橋まで歩いて、しかし歩き疲れて橋までは行かず(本当に写真撮っただけ)
中心地に戻ってパフェ休憩し、
夜はたつみアゲインで立ち飲み夕飯。どんだけ気に入ったのか・・・
なんかこれが気に入って、二日間これしか頼んでいませんでした、飲み物。
とうもろこしの天ぷらおいしかった〜
二日目の歩数が2.7万歩を超えて、流石に歩き過ぎたなと思ったのですが足の裏が全く痛くならず、なぜかと思ったらニューバランスのスニーカー履いていたからでした。すごい、ありがとうニューバランス。
日曜、
京都漫画ミュージアム、原画展・乙嫁へ行きました。この漫画は元々好きで全巻持っているのですが、原画展は京都の商店街でたまたまポスター見かけて行きました。呼ばれている。原画展ものすんごい良かったです。美しい原画もだし、作者さんの熱量。この作品は19世紀の中央アジアの各所の花嫁をオムニバス形式で描いているのですが、どれも日本ではあまり知られていない、けど文化的にすごく鮮やかな世界で、漫画を通して垣間見えて本当に幸せだし、こんな作品を読めることに、作者の森先生には感謝しかない
この二人が大変大変よろしいのです
あとここは大量の漫画を読めるようになっていて、たまたま見かけたよしながふみ先生の大奥を読み始めてしまったら抜けられなくなりました。二日目は結局ずっと漫画読んでました。昨日歩いたから流石にガス欠で、漫画読むのがちょうど良かった。
大奥はKindleに全巻落として、帰りの新幹線で全巻読みました。凄いものを見てしまった感がじわじわ根付いています。凄い。あれをやり切った白泉社も凄い。
旅の最後は念願のイノダコーヒー本店で、遅いお昼を食べました。
これは確か栗のタルトです。しっとり栗とカリカリ胡桃がおいしかった
以上です。
私は歩いている時に色々と思いつくタイプでよく散歩してるのですが、知らない街でいつも以上にビビビと来るものがありました。私にとって旅はそういうところも大切で、やっぱり一人旅だと閃きも捗る(話相手がいないゆえ)
私の何かが息を吹き返したような気持ちになれた二日間でした、の記録です。
お付き合い下さりありがとうございました!