自己肯定感は、自分との関係 その1

私ごとですが、4月位からか、自分の言葉が心地良いんです。

なんと言うか、きれいな言葉遣いができているだけでなく、発する言葉が明るくて優しくて、その言葉を纏っているのが心地良いのです。

 

きっかけは、4月くらいのとある日に確かメイクが上手にできたかなんかの日、鏡に映る自分を見て「めっちゃ美人じゃん」と口から出たことだったと思います(コスメ好きにはたまに起こる現象かもしれません。)

そしたらその言葉がその時の自分にやけに染み入り、以降、鏡を見ては「今日も美人だね〜」「スタイルが良い」「頭が良い」「運が良い」などと一日数回は必ず言っています。

引いたかもしれませんが、続けます。

 

最初は何の気なしに口に出していましたが、ここ2ヶ月ほど家で習慣的にやっているうちに、私の心にけっこう良い変化をもたらしました。

まず、自分の体型で「こうなったら良い」と思っているところが気にならなくなってきました。あんなに痩せたかったし直したい体のパーツたくさんあったのに。

その代わりに「今日も健康で元気で良い体だ〜」と感じます(そしてそう言います。) 

また、綺麗な有名人を見ては「こんな感じになりたい〜!」と思って、別の美女を見ては「やっぱりこういう感じも綺麗、良いな〜」と、目指す姿が常にブレブレだったのに、今は「別の誰かになろうとするのでなく、自分だけの美を磨いていこう」とおさまります。

自分で自分を褒める言葉を発し続けているうちに、これ(私の体)はこれでよくやってるよ、それで私は充分です、という謎の受け入れ感が発達し、なんというか、自分の体に欠けているものがあると思わなくなりました。

それで、満たされているように見える他の美しい人達が羨ましく感じなくなった、のかもしれないです。 

余談ですが、映画 アイフィールプリティ!の主人公レネーもこんな感じなのかな?と思います。

ifeelpretty.jpこの、「自分の今の状態にワザとでも肯定的な言葉を与え続けていたら、マイナスの自意識が薄まっていった」現象はとっても面白いな〜と感じています。

 

 

もう一つ私ごとですが、一昨年、うつ病になり、それを去年また悪化させまして、今こうして回復できるまで、かなりかかりました。

 

うつになった理由は自分の中ではいまだに言語化できていないです。

ただ色んな本を読んで、あと当時の自分を思い返して、「重度の疲労状態が一定期間続くのは鬱のきっかけになりやすいっぽい」と、「自分を嫌いになると鬱になりやすいっぽい」という仮説を持つようになりました。

うつ病って、脳に強いストレスが与えられ続けることで、本来繋がっているべき脳神経が繋がらなくなったり働けなくなってしまって、普段だったらできるはずの正常な思考や判断や、身体反応ができなくなってしまう病気なんだそうです。

My仮説その1、疲れが溜まって、は原因と結果の関係がわかりやすいけど、その2の自分を嫌いになると鬱になりやすいいうのはどういうことか説明します。

まず、自分を嫌いってなにか?それは、自分を他の人と比べて劣った存在であるように感じてしまう、色んな努力をしてもしても満たされない、自分を認めることができない、どんな状態でも常に何か足らないように感じる・・・自己肯定感が低くて自分を攻撃するまで達してしまっている状態かなと考えています。そうしてると何が起こるかと言うと、自分に追加ストレスを24時間休まず与えてるような状態になるんじゃないかと思っています。

結果的に、「疲れ」と「自分嫌い」が重なると、外的環境でボロボロになった脳は内的にも更に攻められて陥落・・・みたいなイメージを、うつ病が発症するフローに対して持っています。

 

でもこれは全部、私が考えてるだけことなので、エビデンス等はないです。

 

長くなったので、その2で続きを書きます。