7月です。毎月、翌々月になると更新する気になるスーパースロー月報。
7月は何してたかと思うと、けっこう本を読んでいました。あと映画も観に行った。あ、箱根に行きました。
突然平日に有休とって日帰りで行きました。温泉は入っておりません。目的は、箱根神社の奥宮ってのがパワスポだと中華街の占いで言われたので行ってみたかったのです。結論から言うと山頂へのロープウェーが無期限点検中でいけないと言うリサーチ不足が炸裂した旅だったのですが、久々のロマンスカーの景色や、湖の遊覧船に乗ったのに霧雨で視界ゼロだったのもなんか笑えたし、なんか突発的に冒険旅行に行った気がして楽しかったです。しかしリサーチはちゃんとしたほうが良かったです。
エンタメ記録
名著オブ名著。初めて読みました。好き、とても好きです。あらすじは、知的障害のあるチャーリーが、脳の手術をして天才になって・・・です。以下ややネタバレ。
チャーリーは私でもあると感じました。おバカなころは親友だと思っていたけど、賢くなったら利用されて馬鹿にされていただけなことに気がついた。賢くなったらおバカだった頃の人たちから嫌われる。これって誰にでもあるよな?!例えばとある人間関係で、相手にとって都合が良い側面だけ見られていた間は仲良くされていたのが、自分の色んな側面出すようになると態度変わる、とか・・・。個人的には、引っ越しのたびに前の土地の友達との薄れる縁とか思い出して心がキュッとなりました。ハッピーエンドと言える話かは分からないのですが、超好き。超好きです。
Twitterでたまたま見かけて買ってみました。消費行動と心理状態に密接なつながりを実体験から感じており、興味がありました。読んでみると、非常に「ですよね」って内容で、「世界絶賛!!!」とか「独創的」とか言われているけど過激なアイデアではなく、なんと言うか、地に足が着いている感じ。
個人的に興味があった「物欲のトリガーは何か?」と言うより、投資時のマインドセットや貯金の威力について、のような、もっと大きな枠の話をしていました。まさにPsychology of Money(お金の心理学)。全部で二十章あり、この手の本を1ページ目から最後まで読むのは苦手なので目次を見て気になるところから読み始めていたのですが、各章短いのと、面白かったので結局全部読みました。「目的なく貯金する重要性」が私に必要だったな・・・と感じるので、たまに読み返して貯金へのモチベを補充しよう。
Chatterとは頭に浮かぶネガティブ思考って理解した。それと上手く付き合うのは確かに大切だし読んで良かった。付き合うためのやり方は沢山(26通り?)紹介されているんだけど、ストーリーはあんまり頭に入って来なかったです。読みづらい。
一つだけ、バスケのスーパースターのジェームスレブロンが所属チームから移籍するか迷っていた時「一時的な、感情的な決断でなく、”ジェームスレブロンを幸せにするための決断をしよう”と考えていた」と言っていた話は心に残りました。「自分の名前を自分で呼んでみる」ことで飲み込まれず俯瞰して考えられるのは覚えとこうと思いました。
超好き漫画ヴィンランドサガ。不穏なストーリー展開に、27巻になってもヴィンランドサガ本骨頂って感じで気が休まりません。平和で頼む、頼む・・・!
死ぬ役か悪役では彼の右に出る者はいないと言われる俳優ダニー・トレホ。10代の頃から薬物中毒であった彼はいかにして立ち直り、映画俳優となって『マチェーテ』で主役の座をつかんだのか。半生を振り返りつつ、薬物依存の子供たちを助ける活動についても語る
アマゾンの紹介文です。これがものすごく面白くて、3〜400ページくらいあったのですが1日で読みました。予定のない日曜に、朝刊で紹介記事を見かけ気になってポチ→読み始めたら面白くて集中してしまい、ひたすら本を読んでいた日曜でした。その日のiPhone スクリーンタイムまさかの16分。
ダニー・トレホのことは知らなかったのですが、1980年代から活躍しているメキシコ系アメリカ人の俳優で、今80歳近いのかな。初めて逮捕されたのが6歳という彼の人生は振り幅が凄まじいです。カリフォルニアの刑務所内の詳細から映画撮影中の俳優同士の人間関係も描かれ、もちろん全て実話かつ、本人の語りで文章が構成されているので心への入り方が深かったのだと思います。
ややネタバレなのですが、本を読んで「この人の人生は”人を助ける”ことで拓かれていったんだな」と感じました。人生の展開の仕方って人それぞれあると思います。結婚して人生が展開されて行く人や、住む場所が変わることで新しい扉が開く人、仕事で前に進める人、それぞれいるな〜と周りを見ていて感じます。ダニー・トレホに関しては、出所してからの転機を数十年にかけて見ていると、「人を助ける・役に立つ」だったんだなってストンと腑に落ち、それがとても深く心に残ったのでした。
すんげーかわいかったです。詳細は語らないですが、彼女は声がすっごく可愛い。し、人魚役はやっぱりこの俳優さんで良かっただろうな〜と思いました。賛否はあるようですが、美しい映像に歌声、デートシーンなどは単純にキュンとしました。幸せになってくれ。
超好きなマッツミケルセンという俳優(上段右から2番目のメガネ)が出ており、友達が誘ってくれ観に行きました!安定のインテリ悪役で良かった。あと、ヘレナ役で前に知って好きになったフィービーワラーブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)が出てたのも嬉しかった。インディジョーンズは本作が初でした。ハリソンフォード氏が劇中で適度にちゃんとおじいちゃんキャラで良かったです。変に敬われすぎてないと言うか、全盛期のイケイケな俺!って描かれ方じゃなく。イケイケだけが俳優の良さじゃないよね。
一緒に見た友達は「 ”君たちは何を言っているのか” だね」と言っていましたが、私は割とOKでした。ジブリ映画、大人になった今思い返すとどれも「意味は答え合わせしない方がいいかもしれん」というのが私はスタンスです。ので、深く考えずにただ映像の美しさを感じてまいりました。
私の小中高の親友がガンバレ☆プロレス(以下ガンプロ)という団体でプロレスをやっております。もう10年くらいやってるのですが、彼女が昔始めたばかりの頃に観に行きたい行ったところ「ガチすぎて恥ずかしいから来ないで」と言われており行っていませんでした。今回足を運んだのは、ジェーンスーさんがOVER THE SUNで、「ガンプロが好きで試合観に行ってる!」と言っており、「あれ、ガンプロってもしや」と思ってたら、ジェーンスーさんのインスタストーリーに私の友達が出ており(飛び蹴りしてた)、ミーハー心を我慢できず生で見たくなったからです。
実際の現場は・・・なんか、すごかった!観客の人たちが彼女の名前を叫んで応援してるのに少し感動して、私も沢山叫びました。プロレスのこと全くわからず行ったのですが、ファンの人たちに受け入れられているのって、頑張ってるってことだよな・・・と心に残りました。
そんな7月でございました。
あ、7月は仕事の自分の動きと人間関係で学ぶところあったのでメモ。
一つは、自分の見通しの甘さが原因で仕事でヒヤッとする場面があって、取り返すためにちょっと無理しないといけない場面があった。主担当の仕切りが悪くてプンスカしていた件だったんですが、その間にも時間は流れていくのだからさっさと自分が仕切ってしまえば良かったんだと反省したと言うか、自分にちょっと腹が立ったのでした。
「進めてくれる人がいたら乗っかりたい」「リード役は任せたい」みたいな私の依存癖が久しぶりに目の前に現れた一件でした。大学時代に「優柔不断だけど人の優柔は嫌いだよね」と言われたことを思い出した。変われてなかった・・・。ううう。
もう仕事でも注意されなくなって久しいので、自分の悪癖には自分で気づき、事故る前に軌道修正できるよう律しないといけません。周りの人に関係なく、自分に喝をいれるもう一人の自分を常に持っておくのを忘れないでいます。
もう一つは、とある先輩女性たちと飲んでいた時に先輩たちの気遣いの細やかさを感じることがあって「この人たちは私が暮らすぼんやり度よりもはるかにきめ細やかな解像度で日々を暮らしており、本当だったら仲良くしてもらえなかっただろうなぁ」と思ったことでした。
おそらくですが、それでもこうして仲良くしてもらえるのは、私が小心者で繊細、共感が強い性格の分、彼女たちの感覚を想像しようとするから、重なる面が少なくても話していて楽しいし、そこまで地雷を踏まないで済んでいるのかもと感じたのでした。完全な手前味噌で実際どう思われているかは本人のみ知るのですが。
繊細で共感が強い自分の性格は割とめんどくせ〜と感じることが多いのですが、そのおかげでひとと繋がれる側面もあるのかも・・・自分の好きになれない面も、悪いことだけじゃないかも、と。手前味噌MAX!!!
なんか日記読み返していると、7月は良い感じに明るい方向へ走っておりました。
もう1キロ痩せるぞ〜から始まってジムにも週2くらいで通えたしちゃんと1キロ痩せてて嬉しい〜!予定もそこまで無理のないスケジュール感。なんと言うか、適度に周りも見えているけど、自分がやりたいことを分かっていて、その道すじをちゃんと進めている感じ。
私はもうちょっと仕事に集中・没頭したいのと、心の弱気な部分を鍛えたいんだな〜と感じました。
しかし鍛えはするけど心の柔らかい部分は無視せず、周りの人たちとは繋がりながら生きていきたい、私を忘れないで欲しいし、楽しい思い出をこれからも沢山作りたい。
それが今思う、私の「自分を幸せにする」なのかも、と感じている様子の7月なのでした。
行動の記録 面白いです。自分のことだけど、読み返していると「この人こういうことがしたいんだろうな」ってなんとなく透けて見える気がします。
そんな7月でした。長くなっちゃった。
読んでいただいてありがとうございました!